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東京マラソン、川内優輝選手の死闘に涙が出た [スポーツノート]

マラソン中継って、実は最後の最後までどきどきすることって余り多くはないのだけど、きょう日曜日の東京マラソンは違いました。埼玉陸協所属の川内優輝選手(23)。36キロあたりから尾田賢典(トヨタ自動車)に食らいついて、40キロ手前でかわすと、最後は死力を振り絞って逃げて、2時間8分36秒。見事なレースでした。

月間走行距離は実業団の選手よりはうんと短い600キロとか。「市民ランナーでもやれるところを見せられた」。練習次第では市民ランナーでもこのレベルまで行けるというのがすごい。

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学習院大時代に学連選抜で箱根駅伝を走って、4年の時に区間3位。普段は埼玉県立春日部高校定時制の事務職員で、実業団の誘いを振り切ったのも「地域振興にかかわる仕事をしたい」という思いがあったから、とか。世間を驚かせた昨年の東京のタイムからさらに4分も縮めました。

日本陸連の澤木啓祐専務理事は「「(実業団選手には)ショック療法になる」と。本当にそうです。チームも選手も駅伝ばかり。マラソンにいく逸材を見いだせない現状をこれほどわかりやすく示した例はないでしょう。

ところで公務員の川内選手は無事に世界選手権に行けるのでしょうか。「上司と相談しなければならないが、なんとか有給休暇を取らせてもらえるんじゃないかな」とコメントしていますが、事前の入念な調整も必要だからすぐに有給休暇などなくなっちゃうのでは。

でも、いつも通り、金曜日まで仕事をして本番に臨んだ方がよかったりもして。

                            ♪

東京マラソン出場のみなさま、お疲れ様でした。

宇治では宇治川マラソンがあり、ハーフに妻が出場しました。09年9月の秋田100キロウルトラ以来、1年半ぶりの大会でした。関門が厳しいことで知られる大会ですが、スタートから60分の10.5キロ関門を数秒の差で通過できず、あっさりと途中リタイアでした。

「6キロあたりからリズムに乗ってきて、前のランナーを次々抜いていったところだったのに」と嘆いていますが、ま、マラソンは完走しないとどんな言い逃れも通用しません。

練習不足は明白で、レース前1カ月で10キロ起伏走が3回ほど。時間をつくってあげられなかったのは僕の責任です。次の挑戦はあるのでしょうか。様子を見て聞いてみようと思います。

ぼくは夜、JR宇治駅、宇治橋、黄檗の都計道路を2往復13キロ。

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Mr.シロック&カッチー

かまこさん、宇治川ハーフお疲れさまでした。
関門通過に、あと数秒差とは残念でしたね。
育児と練習の両立は、口で言うほど簡単ではないでしょうが、直会くんにママの走る姿をみせてあげたら、きっと喜んでくれますよ。
むうさん、しっかりサポートしてあげてくださいね。
また、サロマに一日も早く復帰されますように!
by Mr.シロック&カッチー (2011-03-01 02:02) 

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