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「なんて暑いんだろう」と60キロで気付いた…2011サロマ完走記【3】 [サロマウルトラ]

月見が浦の湖岸の道は44キロほどでお別れ。オホーツク国道に戻り、計呂地(けろち)の集落に入ります。体に少しずつ変化が出てきました。2月の別大の時と同じで、肩と首の筋肉がまるで鉄板でも入ってるかのように固まっています。

45キロ通過は4時間3分35秒(29分31秒)。これまでのキロ5分30秒ほどのペースが、キロ6分近くまで落ちました。 計呂地には元々駅だった場所に交通公園があって、1987年まで国鉄湧網線を走っていたC58が静態保存されています。鉄道マニアはこんなところで刺激がもらえるのがいい。

map2011.gif

ここまで走って来れたことに感謝して気持ちを入れ直しました。計呂地の集落を過ぎると、道は大きく左にカーブして、このコースでは最大の上り坂となります。登り切って、右にカーブを切ると、長い直線道路の先に50キロ地点が見えてきます。

下り坂なのにスピードは上がらず、ひどい肩こりのせいか体の動きが小さくなります。足も前に伸びなくなってきました。50キロ通過は4時間35分31秒(31分56秒)。小さな坂を登り切って、左にカーブを切ると今度は正面に真っ青なサロマ湖が目に入りました。

個人的にはここまで来て、初めてレース全体を見通せるかな、というポイントです。調子がよければ、55キロの地点の荷物置き場、通称「緑館」まで上げていけるところですが、余裕はありません。

緑館は35キロでリタイアした昨年、収容バスが途中でトイレ休憩で立ち寄ったところ。暑さの中、友人たちが先を急ぐのを声を掛けることもできず、悔しく、情けなくバスの窓から見ていました。

緑館に駆け込んだのは、スタートから5時間7分ほど。おにぎりと梅干しを頂き、Tシャツだけを着替えて先を急ぎました。休んだのは3分ぐらいでしょうか。55キロ通過は5時間11分45秒(36分9秒)。

55キロの先でチームナイアガラの私設エイドがあり、ここで少し泡が出る飲み物を頂きました。疲労が落ちる効果を期待していたのですが、どうやら効果はなく(←あたりまえだ)、再び湖岸に出ました。60キロ通過は5時間49分57秒(38分12秒)。休んだ時間を除けば、キロ7分のペース。

もはやサブテンを狙えるペースではありません。目標を失ったまま、ぼんやりとかぶり水を繰り返し、少しでも前に進もうと、そればかりを考えていました。スタートからほぼ6時間。時刻は午前11時前。「なんて暑いんだろう」とこの時初めて感じました。

                               ♪

木曜日から早朝ランニングを再開しました。木曜日は三室戸寺、宇治上神社、天ヶ瀬ダム、平等院の10キロ。金曜日も同じコースを10キロ。土曜日は万福寺、山科川分岐、向島鉄橋、隠元橋、宇治橋を20キロ。6月の走行距離は445キロ。7月は30キロ。体重は70.4キロ。

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ray ban aviator

Mom-I can’t believe you would embarrass me like that by bringing my placenta in for show and tell in the 3rd grade!!!
by ray ban aviator (2013-07-17 06:06) 

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