いつかは「小辺路」完踏を、と誓った町石道マラニックでした [トレイルラン]
土曜日は関西明走会のメンバーと「高野山町石道(ちょういしみち)」を走ってきました。クラブでバスをチャーターしての、バス旅行。町石道は和歌山県橋本市九度山の慈尊院から、高野山町の金剛峯寺まで21キロで、2年前の夏に、一人夏合宿で来て以来です。
いつかは走ってみたい九度山から、熊野本宮までの熊野古道のメーンルート「小辺路」(こへち)の入り口部分にあたり、ただのトレイルランではなく、なにかしらいい刺激を与えてくれるルートです。
慈尊院からまずは急斜面のミカン畑を一気に標高差400メートルほど登ります。ミカン畑はオレンジの関税が大幅に引き下げられた「ウルグアイラウンド」対策として、柿への転作が進んでいました。展望台からは背後に金剛山が美しく見えます。
このコースは最初登ってしまえば、比較的平たんなトレイルとなります。町石は慈尊院では「百八十」でしたが、一町(109メートル)走るごとに一つずつ減っていきます。
二つ鳥居(百二十町石)と、ゴルフ場わきの二里石でやや長い休息をとり、笠木峠まで登りきると、すでに下界と比べるとかなり急に気温が下がっています。矢立茶屋(六十町石)でビールをいただき、ここからは再び登りが多くなって、トレイルのゴールとなる大門(六町石)に4時間後に着きました。
帰途は河内長野でスーパー銭湯に入り、大阪なんばで打ち上げでした。「いつかは小辺路完踏を」との思いを強くした、町石路再訪となりました。妻へのみやげはごま豆腐でした。
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