「敵は本能寺にあり」マラニックに参加してきました【下】 [レース参加記]
本能寺を過ぎると、光秀にとってみれば「暗転」への道です。実はサロマを前にして、春先からいままで、かなり走り込み不足という意識があり、この日の45キロが走りきれるかどうか不安でした。
「最後まで走りきる。絶対にあるかない」と決めていましたが、実は意志は固くはありませんでした。
油小路を西に進み、すぐに南に曲がると五条通。ここを西に折れると、河原町五条。ここの「なか卯」が公式のエイドで、ここでは無料で定食がいただけます。ただ、行列ができていたのでパスして先を急ぎました。鴨川を渡り、川端通りを南に向かいました。
ここにきて、足が前に伸びなくなり、ピッチが上がらないのに気付き始めました。東福寺への旧街道(伏見街道)に入ったころ、コンビニに入ってミルクコーヒーを飲みましたが、ここから走れなくなりました。何人かに抜かれて、名神高速道路沿いの坂道に入りました。
このコースでここにきて、上り坂が続くのが想定外で、その心理的な動揺で「もうどうにでもなれ」とこの付近はかなり歩きました。歩いた距離は延長で5キロほどでしょうか。
光秀が殺された小栗栖の明智藪には小さな塚があり、ここでお参りした後は再び急坂になりました。さて、矢つき刀折れ、供の者も少なくなった光秀が、ここを通った時はどんな心持ちだったか。
そんなことを考えながら、ここからはゆっくりだけど走り続けました。キロ6分は過ぎるくらいでしょうか。ゴールの近鉄竹田駅近く、「力の湯」に着いたのはスタートから5時間20分たった午後3時20分。40位でした。
この日のマラニックが自分にとって、どうだったのか、実は評価に迷うところです。少なくとも、サロマで自己ベストを目指すレベルではないとわかったのが、よかったのかもしれません。
あとは、どうレースプランを組み立てるのか、来週あたりもう一度、体を痛めつけてみたいと思っています。大会を運営された皆様、ボランティアの皆様、お疲れ様でした。
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むうさん、どうもです (^_^)/
なかなか興味深い道筋ですね。
機会があったら通ってみたいですが、難しいかな (^_^ゞポリポリ
by 夢見るピーターパン (2010-06-08 07:22)