SSブログ

秋田100キロの感動を思い出しました [秋田ウルトラ]

非番の勤務だったので、夜になって誰かと飲もうと親しい同僚3、4人に声かけしましたが、
すべて断られてしまいました。「クリスマスイブだから、妻と食事ですよ」。あ、なるほど。
単身赴任というのはこんな時、いけません。仕方なく餃子の王将でひとり飲みして帰ってきました。

火曜日の夜、NHKの特集番組「ホリデーにっぽん」は、秋田内陸100キロマラソンがテーマでした。
番組は沿道の風景とレース展開を追いながら、ランナー2人の生きざまを浮き彫りにしています。
ブログ1224①.jpg
いい番組でした。沿道の風景を鮮明に思い浮かべながら、涙をぽろぽろと流していました。

一人は不況で厳しいノルマを課され、会社から部下から板ばさみにあいながらも、走ることを通じ、
強い気持ちを持って仕事にも家族にも向かっていこうとする40代の中間管理職。

もう一人は、前回3年前に出場した時には沿道に応援に来てくれていた愛妻をがんで亡くし、
その妻との3年ごしの約束を果たすため、初めての完走を目指して走る74歳のおじいちゃん。
ブログ1224②.jpg
不思議なことに、どちらのランナーにも、ついつい強いシンパシーを抱いてしまいます。

当たり前のことだけど、ランナー一人一人にウルトラに挑戦するにいたったドラマがあって、
応援する人にもドラマがあって、大会を楽しみにして、ランナーたちを温かく迎えてくれる。

家族に支えられながら、あるいは誰かとの約束を果たすため、あるいは強く生きていくために、
あえて困難を設定して、それを乗り越えるために一日がかりの厳しいレースに挑んでいく。

最初は、「この番組、ドラマになる人をうまく探し出したなあ」と思いながら見ていましたが、
よくよく考えたら、ドラマを抱えていない人など誰一人いないんですよね。当たり前のことです。

強い気持ちを持って挑む。フルとウルトラでは違う部分もあるのだけど、根本は同じなのかな。

というわけで、来年も札幌のチーム・サボテン計5人で秋田100キロに挑むことが決定しました。

                          ♪

今週月曜日から、今年最後のプチ強化合宿中です。強めの負荷をかけるのが目的でしょうか。
きょうも武庫川河川敷を宝塚市役所まで往復走プラスα、しめて2時間7分かけて23.6キロ。
今月累計は256.0キロ。体重は69.6キロ。今年の締め、350キロは確保するつもりです。

nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 2

夢見るピーターパン

 むうさん、どうもです (^_^)/

 人が生きると書いて「人生」ですから、誰もが皆人生というドラマを抱えて生きているわけです。
 生きているだけでドラマなんですよね(笑い)
 当たり前の事なんですが、毎日毎日、同じ事の繰り返しに見えるような退屈な人生でも、チョッと見方を変えれば今まで見た事の無いような景色が見えてくるんですよ。
 そうなると、毎日が楽しくてしょうがなくなります (^^)v

 私なんかも、ブログを始めてからそういう目で毎日を見るようになりました。おかげでネタはそこら中にたくさん転がっているのに気付かされましたよ。
 私も含めて、皆、波瀾万丈の人生を送っているんですよね。
 その人生の中で、間違いなく誰もがそれぞれの主人公を演じているんですよ (^^)v
by 夢見るピーターパン (2008-12-24 23:03) 

むうさん

夢さん、ありがとうございます。
ほんとですよね。確かにそう考えてみると、ブログというのも基本的には管理人が主役ですからね。そうでないものは誰も読んではくれません。
by むうさん (2008-12-26 02:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。