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秋田ウルトラ…あす角館入りです [秋田ウルトラ]

あした、秋田内陸100キロマラソンの出場のためスタート地点の角館まで出かけます。08年の初出場から早くも5年目。5回目の完走を目指します。サロマと同様、ここも10回完走で「クリスタルランナー」の称号をいただけるので、完走できれば半分ということになります。
サロマの後も月間350キロ程度は走っていますが、これまでになくほとんど自信がない。
というか、いまやっと仕事のめどがついて、無事に行けることが確定した状況です。
48キロ地点の阿仁合まで、5時間で行ければ初めてその先が見渡せるのですが。
幸い、懸念したよりは涼しいレースになりそうです。

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急激な温度上昇にかぶり水で立ち向かう…秋田内陸100キロ完走記【中】 [秋田ウルトラ]

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37キロのエイドには名物のきのこ汁があり、ここではこれだけをいただいて先を急ぎます。ここからは大覚野峠の急坂にかかります。すでに標高300メートルほどまで上ってきているので、残りは260メートルの上りということですが、そう単純ではありません。

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いったん上った後、いったん下り、さらに上って、また下る。峠は大きなヘアピンを左に大きく曲がると、やや進んで40キロ地点。4時間4分23秒(1時間4分16秒)。もう一つカーブを曲がると、峠のピークのスノーシェイドが見えてきます。この出口が峠の最高地点(560メートル)。ここからは北秋田市に入ります。

昨年はこの長い坂道でブレーキを感じ始めました。ここはフォームを大きくせず、すり足ですたすたと下っていきます。標高が少しずつ下がると、いつの間にか暑さを感じていました。かぶり水も使い始めました。

「道の駅あに」まで2キロの看板が見え、長い比立内トンネルを抜けて、橋を渡ると、荷物が受け取れるガソリンスタンド。昨年は素通りしましたが、今年は着替えのTシャツを置いていました。濡れタオルで汗をふいて、シャツを着替えて、やはり休まずに先を急ぎました。50キロは5時間6分23秒(1時間2分0秒)。

このあたりで前後が開いたこともあって、パンフレットで名前を調べて応援してくれる人も増えてきます。

ここからは数十メートルの坂を上っては下り、小さな集落を通過します。岩野目、笑内(おかしない)、萱草。笑内は秋田の難読地名で、エイドの手前には「なんと読むべか」と書いた看板も立っています。

長い萱草橋からは、平行して走る内陸線の萱草鉄橋がこんなに美しい。橋を渡り切って、阿仁トンネルの入り口からコースは集落を走る旧道を進みます。路肩を走るわずらわしさからは解放されますが、このアップダウンは国道より激しい。

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国道に戻る直線の坂道は長く、途中に60キロ地点。6時間11分58秒(1時間5分35秒)。国道に戻ってすぐに再び旧道に入り、阿仁合の集落に入っていきます。鉱山で栄えたところで、街並みもかつての繁栄を物語っています。

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名物エイドの「しそジュース」では、いつも通りに3杯ごちそうになり、集落の出口の長く急な坂道を登りきると、北緯40度のゲートがあります。こで65キロ地点。国道に戻って、ここから82キロの米内沢まではコースで最も暑く、変化が少ないだけに長く感じるところです。サロマでいえば73キロからワッカ入り口までというところでしょうか。

正午をすぎ、気温はいよいよ上がってきました。9度から20度近くまで、ほんの2時間ほどで上がったことになります。

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朝霧が立ち込める仙北平野を北へ…秋田内陸100キロ完走記【1】 [秋田ウルトラ]

月曜日夕方の岩手・花巻発の飛行機で京都まで戻ってきました。意外にダメージがあって、火曜日にランニングを始めるのはまだ無理なようでした。以前勤務した秋田支局の支局長のご厚意で完走記を秋田版にも書くことになりました。ありがたいことです。

大会事務局によると、100キロの完走率は近年では最も低い52%程度だったようです。

恒例によって、完走記を上中下の3回でつづりたいと思います。

                                  ♪

午前5時の角館のスタート時の気温は9度。Tシャツとショーツでは寒いので、暑く感じるまでは支給されたビニール袋をかぶっていくことにします。暑さを感じた時に脱げば、暑さによるダメージを最小限に抑えられると感じたからです。

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まだ暗い武家屋敷通りを抜けて、国道105号に入るころ、明るくなってきました。この大会で最も好きなのは、序盤の仙北平野の光景です。マッチ箱のような内陸線の車両が朝日を受けて走り、刈り入れ直前の稲穂にかかっていた朝霧はやがて青い稜線の山々に吸い込まれるように消えていく。

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5キロ過ぎの西明寺地区ではユニホーム姿の少年野球チームの選手たちが、ハイタッチで迎えてくれました。10キロ通過は59分20秒。前後にランナーはたくさんいて、縦に長い列を作ったまま、十二峠、草峠とピークを越えていきます。

40キロ過ぎの最高地点の大覚野峠まで、まずは4時間ちょぃで行くことがこのこコースでの目標になります。

この大会の素晴らしいところは、この早い段階のエイドでも豚汁や漬物、フルーツなどが充実しているところ。大会事務局から配給された食べ物にプラスして、その地域独自のメニューがあり、加えて温かいお茶やコーヒーがあります。

ありがたく、スタッフ一人ひとりにお礼をいいながら、20キロは1時間59分0秒(59分40秒)。山影に覆われている地形だから、気温は9度から上がりません。ここは距離を稼いでおかなくてはいけません。

2月の武者絵や美人画の紙風船上げで知られる上桧木内の手前が30キロ地点。3時間0分6秒(1時間1分6秒)。このあたりで標高は250メートルほど。スタートからは200メートルほど上ったことになります。(つづく)

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秋田内陸100キロ、10時間45分台でした [秋田ウルトラ]

きょう25日の秋田内陸100キロ、10時間45分台で完走しました。4回目です。暑かった。何度走っても厳しいコースです。



ブログ110925①.jpgそれから、これで100キロ完走10回になりました。うれしいな。

ビールが美味しくないということは、そこそこ使いきったということかな。

おばあちゃん、おじいちゃんの応援が素晴らしかった。ますますこの大会が好きになりました。

大会運営の皆さま、ボランティアの皆さま、素晴らしい運営をありがとうございました。

来年も必ずここに帰ってきます。

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4度目の「秋田ウルトラ」に、あす旅立ちます [秋田ウルトラ]

直前まで参加できるのかどうかわからなかった「秋田内陸100キロマラソン」ですが、なんとかきょう金曜日で仕事を終わらせて、参加できる見込みとなりました。あす午前8時台の伊丹発の飛行機に乗り、いわて花巻空港経由でスタート地点の角館に向かいます。

今年で4回目の出場です。最初の08年が10時間32分台、09年が9時間28分台で、苦しんだ昨年は12時間32分台でした。まったく出来不出来の差が大きいのですが、まったく自分の調子そのままともいえます。

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気になる予報は晴れ、朝の最低気温は13度ほど。最高気温は22度ほどとみられます。それでも日差しを浴びると暑く感じるのが、50キロ以降細かなアップダウンが続く秋田のコースです。

9月の走行距離はこれまで225キロほど。そこそこ走れているので心配はしていませんが、標高差500メートルの峠越があるのに、制限はサロマ湖と同じ13時間。厳しい大会です。

8月の北オホーツクは10時間53分台だったので、今度はサブテン復活を目指して、どこまで挑めるのか試してみたいとの思っています。

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秋田内陸100キロまであと5日に迫りました [秋田ウルトラ]

9月は20日を過ぎて、今月の月間走行距離は200キロを超えているので、まま走れています。ただ、朝ランをすると、夜に眠くなるのが早く、ブログをなかなか更新できないということにもつながっています。

1歳3か月になったなおらいはやんちゃ盛りで、パパがパソコンに向かうのを許してくれません。

9月の初めは朝露が降りていて、秋の虫たちが鳴き出し、「ああ、秋だな」と感じさせてくれましたが、その後35度に迫る暑い日々が続きました。ここ2、3日、再びコオロギたちが鳴き出して、ようやく朝ランの環境も整いつつあります。

ともあれ、来週末は4回目の秋田内陸100キロです。参加できるかどうかがわかない状態が続き、モチベーションを高めることができないまま、1週間前となってしまいましたが、参加を決めた以上は完走しなければなりません。

起伏があるのに、制限時間は13時間。サロマに比べると、実はかなり厳しい大会です。

東日本大震災の影響で開催が危ぶまれていましたが、東北全体の復興も考慮して5月になってから開催が決まりました。震災以降、ボランティア参加を表明していながら、それを実現できていない自分にとって、この大会には参加なくてはならないと思ってきました。

その気持ちをぶつけなくてはいけないという意味で、プレッシャーは高くなります。無邪気に声援を送ってくれる沿道のおばあちゃんたちの声援に応えなくてはいけない、と。

ともあれ、今週の仕事を乗り越えないと週末はやってきません。

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完走のごほうびは「熊鍋」と「どぶろく」でした…秋田完走記【番外編】 [秋田ウルトラ]

秋田のレースの翌日は札幌「チームサボテン」の仲間と秋田を観光するのが常になっています。過去2年は男鹿半島に行き、「なまはげ伝承館」と海辺の宿でスローフードを味わうのが常でしたが、今年はメンバーの意向もあり、趣向をかえて、旧阿仁町の「マタギの湯」を訪ねました。

やや硫黄のにおいのする湯を味わった後、通されたのは熊の敷物がある個室でした。ウルトラ翌日のまったりしたいランナーには最高のシチュエーションだったかもしれません。

ここの名物はまたぎ料理でもある「熊鍋」と、小泉政権下の規制緩和で、「どぶろく特区」として認可を受けている「どぶろく」です。「だまっこ鍋定食」(2500円)に、熊鍋(1人前2000円)を二人前と、どぶろく(1合450円)を3合頂きました。「熊鍋」は写真を撮り忘れました。

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「どぷろく」は全国の品評会で最高賞を受けたこともあるそうです。かなり濃厚で、器の湯のみの底に米粒が沈殿するくらい。でも酒はまろやかなイメージとは大違いで、ピリピリと舌を刺激する辛口です。2週間ほどで出来上がるそうですが、意外に酒の味がしっかりしている。

名物のだまっこ鍋と、熊鍋を頂きながら、ありがたく味わいました。癖が強いと一般的に言われる熊肉ですが、丁寧にした処理して甘く煮ていてジャガイモやミズの実にとてもあいます。

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マタギの湯の後は乳頭温泉郷の鶴の湯に立ち寄って、秋田空港に急ぎました。

ぼくにとっては心のふるさとと呼べる秋田での貴重な時間ですが、こうして喜びを共有してくれるランナー仲間がいるというのが、とてもうれしい。仲間内では「秋田は今年まで」となっていましたが、みんな走っている時のおばあちゃんたちの声援で心変わりしたそうです。

というわけで、角館の宿を予約して帰ってきました。秋田の皆さま、来年もお願いします。

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涙で頬を濡らして、夕闇の鷹巣商店街を走る…秋田完走記【下】 [秋田ウルトラ]

阿仁合の集落に入ると、名物の「しそジュース」エイドがあり、ありがたく2杯頂きました。ゼッケンには住所の都道府県や名前を書く欄があって、ぼくは「京都」と書いたので、道端のおばあちゃんたちから、「京都から…、遠くから御苦労さまだね」と声を掛けられます。

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阿仁合の集落の出口に、このコースでは最も勾配がきつい登り坂があり、ここを我慢して登りきると、北緯40度のゲートがあります。集落を出ると、レースはいよいよ終盤戦です。

70キロ通過は8時間2分36秒(1時間17分44秒)。キロ7分半さえ維持できず、8分に近づいてきました。このあたりは、6時間後に比立内をスタートした50キロのランナーに次々に抜かれました。若い女子ランナーが多く、車で並走している友人や彼氏にドリンクを受け取る輩もいます。

悔しいけど、そんな女性たちさえも追っていけない。抜けるのは歩いている人だけです。そんな様子に、沿道のおばあちゃんに「疲れちまったな。がんばれ。でも無理すんな」と声をかけられました。

森吉の除雪センターを過ぎると、米内沢までは低い丘を超えて、平地にでて、また丘に上がる繰り返しです。80キロ通過は9時間25分15秒(1時間22分39秒)。いよいよキロ8分を越えてしまいました。81キロの米内沢のエイドでは少し休んで、梨やマルメロを食べました。

気がつくと、3年前のサロマのワッカで最後のデッドヒートをかわした札幌のミホちゃんがいました。前日のエントリーのときに声をかけられましたが、彼女は今年が秋田の初エントリーです。

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さて米内沢の集落を抜けて、阿仁川の鉄橋を渡ると、黄金色の稲穂が夕日にまぶしい合川の田園地帯に入りました。ミホちゃんのちょっと前を走っていましたが、ここで抜かれます。悔しいけど、でもこの地点で仲間と遭遇するのは本当にうれしい。

90キロの手前に昨年も立ち寄った合川駅前の酒屋さんがあり、昨年と同じく一番搾りを頂きました。最後の喝を入れるつもりでした。90キロ通過は10時間57分21秒(1時間32分6秒)。なんとキロ9分を越えてしまいました。ちょっと速い人の速歩に追いつけないスピードでしょうか。

合川の集落を走っている途中、あと10キロなんだと思うと、自然に涙がこぼれました。

90キロを過ぎて合川の集落の出口にまたもや急坂があり、ここでは歩いている女性ランナーに抜かれました。さすがにこれには反応して、懸命の走りで抜き返しましたが(この情景、想像してもらえるでしょうか)、彼女にとっては「うざいおやじ」に思えたことでしょう。

95キロのあきた北空港まではアップダウンが続きます。長いトンネルを抜けると、夕焼けを浴びた鷹巣の街並みが広がっています。白神山地の藤里駒ケ岳が美しく、息をのみました。

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鷹巣の商店街に入ると、過去2回参加した時よりずっと大きな声援が包んでくれました。なぜ涙が流れるのかわからないけど、目を潤ませ、頬をぬらしながら、思い切り泣いてやろうと思いました。いつも日の丸を振ってくれているおじいちゃんは今年も健在でした。

最後の交差点を曲がると、すっかり日が暮れた闇の向こうから、「どーん、どーん」と大太鼓の音が聞こえてきました。500メートルほど手前に永遠のライバル、とよちゃんが待っていてくれて、「なんだ、やめたかと思ったよ」と相変わらず辛口で迎えてくれます。

ゴール前には「サボテン」の友人たちが待っていてくれました。過去2年は早くにゴールして、みんなを待つ立場だったのに、今年は逆転です。でもうれしい。声援に「イエーイ」と雄たけびを上げて、最後はいま走れる限りのスピードでゴールしました。12時間33分15秒(1時間35分54秒)。

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文句なしの自己ワーストだけど、一歩も歩かずゴールできたのがただうれしかった。ここで途中でやめることだけはどうしても許せなかった。でも結果的には、関門でいうと厳しいレースでした。

ふがいないレースの完走記をここまで読んでくれた方々には感謝を申し上げるしかありません。これからのフルのシーズン、どう歩き出そうか、実はまだはっきりと決めていません。

でも少なくとも、ウルトラに弱い自分からはまず脱却したい。春先に富士五湖や野辺山に挑んで、少し自信をつけないと、暑い来年のサロマは難しいな、とも思いました。

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愛情あふれるエイドだけど、休まないように…秋田完走記【中】 [秋田ウルトラ]

秋田のレースはステージが大きく三つに分かれると思っています。最初はスタートから大覚野峠にさしかかる35キロまで。次が峠を一気に登って、一気に下り、アップダウンが続く80キロまで。最後は平坦な田園地帯からゴールに至るステージです。

でもこのコースで一番長く感じるのがこの二つ目のステージです。

36キロの上戸沢は標高380メートルほど。このエイドはキノコ汁が名物です。長居せずに一杯だけ頂いて、急な登りに入りました。5キロほどで標高差200メートルを登りますが、最初一気に登って、中ほどは登ったり下ったりが続いて、最後は一気に峠まで上り詰めます。

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40キロ通過は4時間19分14秒(1時間9分45秒)。42キロ手前の峠は4時間27分ほど。長いスノーシェイドを抜けると、ここからは長い下り。前を行く青森の高齢のランナーに付いていくことにしました。力を使わず楽に行きたいのに、そうはいかず股関節にかかる重力に耐えて進みました。

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荷物を預けられる阿仁前田の48キロエイドは素通りしました。ここからは雰囲気が変わり、小さな集落が2~3キロおきに続きます。声援も多くなるところだけど、アップダウンは続きます。

50キロ通過は5時間29分10秒(1時間9分56秒)。午前11時近くなって、気温は20度ほどに上がったようです。55キロ笑内(おかしない)のエイドを過ぎると、中盤の正念場だと思えましたが、スピードは下り坂のときより明らかに落ちています。なんとかキロ7分を維持したいのだけど。

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60キロは6時間44分2秒(1時間14分52秒)。キロ7分半かかっていました。国道からいったい離れて、林道を進みます。ここもアップダウンが多くてきつい。後方から思いがけず、「チームサボテン」のライバル、とよちゃんが来て、一気に抜いていきました。彼も体調不良で苦しんでいるようでした。

ここから、僕にとっては初めて体験するウルトラの厳しさを味わうことになりました。(つづく) 

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朝日に輝く稲穂を見ながら、キロ6分ちょいの序盤でした…秋田完走記【上】 [秋田ウルトラ]

火曜日から仕事に復帰していますが、レース後の燃え尽き感がやや強いかもしれません。サロマ湖まで見通すのは、気が早すぎるのかもしれませんが、春先の富士五湖あたりにエントリーしたいな、なんて気持ちもわき始めています。自信がない状態で、サロマを走りたくないということでしょうか。

秋田のレースは時間制限を気にしながら、13時間という時間をめいっぱい使う意味で、初めてのウルトラのレースでした。恒例により、計3回で振り返りたいと思います。

                           ♪

今回宿泊した角館の宿はスタート地点から車で10分ほどの「旅館雲沢」。午前3時に起き、出された朝食をゆっくりと頂き、4時前に宿を出ました。レースの朝食をゆったり頂くのは実は珍しいこと。スタート地点には4時10分着。迷いましたが、50キロ地点の荷物は預けないことにしました。

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午前5時。スタートすぐの武家屋敷に多くの人が出ていて、「おはようございます」「いってらっしゃい」「いってきます」と挨拶を交わしながら、走り始めました。しばらくは札幌のラジオパーソナリティーのひとみちゃんと同行しました。国道105号を左折するころ、東の空が明るくなりました。

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(スタート前、サブテン狙いの美女ウルトラランナーのはづきさんと)

国道に沿って走る秋田内陸縦貫鉄道の一両編成の列車を見ながら、羽後太田、西明寺と集落を過ぎていきます。西明寺では少年野球の小学生たちが、タッチをして迎えてくれます。道路上の温度計は7度。ここからしばらくは、サロマンブルーランナーのだぶろうさんと同行しました。

山にかかる雲が神秘的で美しく、稲穂は朝日に輝いて黄金色に見えます。毎年のレース序盤と同じ風景ですが、とても美しい。おばあちゃんや子供たちの応援も嬉しく、気持ちが高ぶってきました。

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10キロ通過は1時間3分6秒。田沢湖の分岐を過ぎて、草峠は標高210メートル。ここはエイドが素晴らしく、大好物のミズの実ほか漬物やお味噌汁もそろっています。20キロ通過は2時間5分40秒(1時間2分34秒)。このあたりから標高を徐々に上げていきます。

気温は上がらず、まだ8度ほど。日陰に走ると寒さを感じるほど。松葉、長里と集落を過ぎ、上桧木内の道の駅手前にある30キロ通過は3時間8分20秒。想定通りのレース序盤でした。(つづく)

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